2012/02/18

T邸12 「現場 - 03 造作」

 いよいよ内部の造作をしていきます。大きくは「窓等の枠、階段」と「造り付けのカウンターや棚など」です。建物をつくり込んでいく程、完成時の感じも良く(?(正確にはイメージを作り込んでいけると言うべきか))なりますが、造作は増え、コストも増えていきます。
完成時だけの使い勝手で完結する家の場合は凝ってつくり込む家の魅力もありますが、個人的には自由度が高い空間で住み手のセンスが反映されてよりよくなるほうが今は好きです。しかし、いろいろな問題と関係してくるから、なかなかどれが良いとは一概に言えないかなぁ。
  



洗面室のカウンター。ここに洗面器がのります。

棟梁はカウンターの側板と階段を製作中

2F寝室は天井のボードを張ってました

2Fファミリースペース

の長いカウンター。気持よさそうです

天窓の天井の角度を原寸図で確認

窓枠

その後工場に行きカウンター材を見せてもらいました。
まさか一枚板のカウンターに出来るとは思っていなかったので、嬉しさ倍増です。
浜中さんありがとうございます。
樹種は「アサメラ」というアフリカの木です。
素朴で力強く味わい深い木でした。




2012/01/29

ホームページ修正

昨年末竣工した「ぎゃらりー 槐」の写真を公開しました。
グーグルクロームからだと、リストの読み込みに不具合があって、まだ直せていませんが、リスト上で、右クリック-フレームの再読み込みで直ります。
竣工検査と見学会の時に撮った写真なのですが、意外とちゃんと撮れているのでは?
出来たばかりで、家も緊張しています。1年も経つとすっかりなじんで、ずうっと以前からそこにあった様な姿になります。そして、家も成熟して年々素敵になっていきます。もちろん住む人の助けがあってこそですが。

2012/01/20

T邸11 「現場 - 02 軸組み構造」

今日の現場監理は構造関係のチェックです。筋交い位置や使用金物等の、これからの工事で見えなくなってしまうものの確認を行います。と言うのは一部で(もちろんチェックはします)現場でいろんな職方さんと打合せしたり、色々教えてもらったりします。ものづくりの現場は楽しい事がいっぱい転がっています。そして現場では、全体の流れの様なものをよく見る様にしています。この全体性が一番大切で、部分の些末な事は要素であって、そんなに大事ではありません。極端な話、筋交いの一個二個なくても、十分丈夫な家ですから(もちろんちゃんと入ってます。例えですから)。
ものが出来上がっていく過程では実際のものがあるので、部分に意識が向きやすいものです。しかし、部分的なものごとにとらわれてしまうと、全体を損なってしまう事が多々あります。そこでは、大切なものごとの為の要素である「部分」から、部分の為の「部分」になってしまいます。同じ「部分」でも違う意味の部分です。気をつけたいところです。

1F居間の窓


筋交いと引抜金物など


通風スリット。防虫網




床下地を張っています。仕上でもいい程の材料です




2Fの窓


2F全体は見えないけれども


部屋から野地板を眺める




良い流れを感じる現場です。きっと、いい家ができます。

2012/01/16

T邸10 「現場 - 01 屋根葺き」

 日本の家は上棟が終わった後、まず屋根を葺きます。現在ではまず見られませんが、古くは、屋根を葺いた後、ある期間木の乾燥や動きを出させてゆがみの調整をしたり、土壁を乾燥させていたと聞いています。
 屋根は建物のなかで最も過酷な環境にさらされる場所のひとつです。そして、最も建物の姿にとって重要な部分です。T邸はピラミッド(方形)の屋根の裾を一部45度に切り欠いた形をしています。これをつくるのはとても大変な事ですが、そこがこの建物の大切な所になっていて、さまざまな事柄に波及してこの家の魅力になっていきます。あるいは逆に言うならば、この切り欠いた事(欠如)が波及して、屋根の形になり建物の姿として現れて来るのかもしれません。









防水シートが敷いてあります。これで、多少の雨は大丈夫です。換気口が付くので、天辺はまだシートを外せません

軒先の様子です。なかなか見ることはないですね。

鼻隠しと破風板の取り合い

妻側、破風板の合わせ。この厚みの中に仕掛けがあり、合わせ目が広がらない様にしています。

通風用のスリット。
屋根で熱せられた空気は棟の換気口から出て放熱し、ここから新しい外気が取り入れられます



内側からスリットを見た様子



このボルトは何だろう?と思ったら、鼻隠しを引き寄せているんですね(多分)



板金屋さんが作業しています
お疲れ様です




2012/01/13

T邸09 「上棟02」

午後からの作業。いよいよ棟があがります




先ずは、骨組みをぐぐっと締めていき、水平垂直を出して、仮止めしていきます



ちょっと曲がっています



真っ直ぐになりました


隅木を架けていきます




がっちりと噛合わされます




ぴったり



3本掛りました。後一本。









上棟しました
棟の仕掛けをパシャリ



母屋が隅木より下がっているのは、この差尺が通気層になっているからです









家の形が現れてきました
3時の休憩をはさんで、屋根垂木まで掛けてしまうようです



木に加工されている部分に垂木がはまっていきます



床の根太も張り始めている


現場監督が上棟式の準備をしています



屋根垂木が掛ってきました



隅木の先端。









シートをかけて今日は作業終了
これから上棟式をします





上棟式の様子