おめでとうございます。
取り急ぎ写真を載せて、後日文章を直します。
時系列に簡単な説明を添えて、流れが少しでも見えたら面白いかなぁと思っています
快晴に恵まれ心地のよい天気。10時に現場到着。すでに1F部分は立ち上がっている。
T邸大黒柱。存在感がありますね。八寸の八角形というおめでたい柱ですw。この柱は完成しても室内に現れるので、傷、汚れが付かないように養生されています。こういった材を化粧材と呼んでいます
135度でぶつかる部分の仕口。
1Fが立ち上がった様子。飛び出している柱は、通し柱と言って、土台から桁(一番上に掛かる梁)までの長い柱です。大黒柱以外の通し柱は5寸のものを使っています。よく使われている3.5寸の材と比べると断面積は2倍以上です
大黒柱の天辺。この家の御柱ですね。
桁。隅木(屋根に斜めに掛かる材)との仕口が細かく複雑です。
現場監督。荷揚げの作業中。
敷地と電線のわずかな隙間をぬって、材料を上げていきます。
2Fの管柱(通しでない柱)を差している。手元の重りを振り下ろし加速度を受けて柱を下に引っ張ります。
幅12cmの梁上を数十キロの柱を抱えてひょいひょい。
おいしょ
2F管柱が入りました。
「いの一番」の通し柱。最初に立てます。建物のX軸Y軸に番号を振って、位置を出しています。真っ先にすることの「いの一番」はここの事です。
棟梁と現場監督が次に揚げる材料を準備しています。
壮観。理屈では落ちないのは分かっていても、緊張感がある状態です
化粧材の梱包を解いています。
いの一番に掛かる桁が下りてきます。
135°に刺さる仕口。初めて見た仕口でした
きれいに入りました。桁の飛び出ているところは軒裏に入って見えなくなります。
通し柱に刺さる化粧梁。梁を吊るしているものの種類が違いが分かりますか?化粧材なので、傷が付かないように配慮されています。
反対側の受け
叩いてみるが、少し梁が掛かるようす
棟梁、仕口の微調整。全て頭に入っているから、決断までが早い。
化粧梁なので、捨て板を当てて打ち込む。絶対忘れてない。こういうところに感心するし、つくり手た
ちのつくるものへの敬意を感じます。
「いの一番」桁上隅木の仕口
桁を嵌め込んでいく
桁の継ぎ手が良く分かる。木を組み合わせて「引っ張り合わせる」事は実に厄介で、これは人間の凄い知恵と高い技術が必要です
継ぎ手を合せています
大工さんが楔を打っていきます。段々、引っ張られて桁の隙間が無くなっていく様子
まだ指一本分ぐらい空いていますね
ほぼ締まってきました
ばっちりです
2F桁まで上がりました
これから上がる屋根の母屋材
ここでお昼休憩
とりあえずここまで
お昼ですから